グルテン検査(米粉)

近年、健康管理を目的に麦類に含まれるグルテンを使用しないグルテンフリー食品の需要が増加傾向にあり、グルテンを含まない米粉は様々な製品開発が進められています。このような中、農林水産省では、米粉製品の普及に向け、米粉製品製造業者の自主的な取り組みを推進するために、「米粉の用途別基準」及び「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」が策定されました(平成29年3月29日)。
このガイドラインによりますと、「ノングルテン米粉製品(Non-Gluten)」、または、「ノングルテン(Non-Gluten)の米粉を使用している旨」の表示を行う場合、米粉製造業者及び米粉加工製品の製造業者は第三者機関の検査を受けることとされております。
なお、検査方法は、「食品表示基準について」(平成 27 年 3 月 30 日消食表 第 139 号消費者庁次長通知)の別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」の別添1 の2に定める特定原材料等の定量検査法を準用するものとするとされているため、弊社のアレルゲン検査で行っている小麦を対象にしたELISA法にて検査を実施しております。

グルテン検査(対象:米粉)
検出対象
検査区分 使用
キット数
検体数 検査料金(税別) 納期
小麦
定量検査法
(ELISA法)

1~4
≧5
25,000円
20,000円
5営業日
  • グルテンタンパク質濃度は小麦タンパク質濃度から換算致します。
    (グルテンタンパク質濃度:小麦タンパク質濃度=1ppm(μg/g):1.2ppm(μg/g))
  • 以下の3種類の検査キットが選択できます。
    ●FASTKIT(日本ハム株式会社)
    ●FASPEK (株式会社森永生科学研究所)
    ●アレルゲンアイ(プリマハム株式会社)
 

●アレルゲン検査について

●納期について(必ずご確認ください)
●ご依頼方法(必ずご確認ください)
●検査依頼書(アレルゲン検査依頼書をご利用頂き、「グルテン検査」とご記入ください)

精度管理
  • 当社では、毎年、外部機関による食物アレルギー物質検査精度管理調査に参加しており、満足なパフォーマンスという結果を得ております。
注意事項
  • 検体は、少なくとも100g程度をご送付ください。
  • 定量検査法の検査結果が8~12ppm(μg/g)の範囲となった場合、再試験は行いませんので改めてご依頼下さい。

●ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。